歯周病の原因はプラーク

歯周病の原因

プラークとは、歯に付着した細菌の塊のことで、プラーク1mgの中には1億個以上もの細菌が存在しています。

プラーク中の歯周病菌が出す毒素により歯ぐきが炎症を起こすと歯周病となります。歯周病を改善させるにはプラークを溜めないこと、しっかり取り除くことが大切です。

細菌以外の原因

細菌以外の原因

喫煙やストレス、食習慣などの生活習慣も歯周病の原因となるため、歯周病は生活習慣病のひとつとして数えられています。
特に喫煙は歯周病の最大のリスク因子であり、歯周治療を行う上で患者様に禁煙をお願いすることは重要な治療の一つです。

また、全身の状態や遺伝的要素など、複数の要因が複雑に影響し合って、発症しやすくしたり、進行を早めたりします。

歯周病の進行と症状

歯周病の進行と症状

歯周病は「歯肉炎」と「歯周炎」に大きく分けられます。

簡単に違いを述べると、歯肉炎は歯肉の炎症であるのに対し、歯周炎は歯肉の下にある骨が破壊されていく病気です。別の病気ではなく、通常は歯肉炎で始まった歯周病が歯周炎に長い時間をかけて進行していきます。

初期の歯周病には自覚症状がほとんどなく、気づいたときには症状が進行しているケースもあるので、歯周病は早期発見が大切になります。