歯周病でよくある質問

歯周病になりやすい人は?

歯磨きをしていない人や喫煙習慣のある人に起こりやすいです。 55~65歳が最も多いと言われていますが、20歳からでも十分なりえる病気です。特に気をつけていただきたいのは、糖尿病を患っている方やタバコを吸っておられる方で、歯周病が重症化しやすいという特徴があります。

治療期間はどれぐらいかかりますか?

個人差はありますが、数ヶ月から1年ほどかかる場合もあります。

歯周病はどういった症状が出ますか?

歯ぐき(歯肉)からの出血や腫れで始まりますが、進行すると歯肉の奥にある組織に炎症が及んで骨が破壊されます。やがて歯ぐきからの排膿、歯ぐきの退縮がみられるようになり、やがて歯がぐらついて抜けてしまいます。症状が進行していく前の早期治療が大切です。

歯周病の判断はどのようにすれば良いですか?

歯周病が進行するイラスト

歯周病は見えている歯肉(歯ぐき)だけの病気ではなく、歯を支えている骨が溶けていく病気で、骨は歯ぐきの下に隠れているため、歯磨きをすると歯ぐきから出血するなど、ご自身で歯周病かどうかを判断することは非常に困難です。歯がぐらついたり、歯がぐらぐらしたり、膿が出たりする場合は、歯周病が進行している可能性がありますので、早めの受診をお勧めします。